2012年11月14日水曜日

業界研究第12弾 通信業界 【ふなやん】


こんにちは!
社会学類4年のふなやんです。通信業界の内定です。


今回のテーマはタイトルにあるように「通信業界研究」ということなのですが、単純に「業界研究」をするということであれば、関連の書籍や、業界地図などのほうが格段に質が良いです!
(それ以上のものが書けるようになりたいですが...笑)


なので、「通信業界ってなんなの?よくわからないから知りたい!」という方の意図には添えない形になってしまうかもしれません。予めお断りしておきます。ごめんなさい。


というわけで、今回の記事単なる「業界の説明」ではなく、私見を交えた「通信業界を見る視点」というテーマで書かせていただきます。






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通信業界を見る「二つの視点」
1.「成長性」:通信業界は本当に成長性のある業界なのか!?
2.「求められるマインド」:通信業界に必要な3つのマインドとは
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1.「成長性」:通信業界は本当に成長性のある業界なのか!?





俗に「通信業界」といわれる会社の説明会に参加したり、採用HPを見ると、まず間違いなく「成長性」について触れられていることでしょう。小さいころから携帯電話を持ち、パソコンに触れ、その進化の過程を実際に感じてきた皆さんですから、通信業界のもつ、この爆発的な「成長性」については何も疑うことなく受け入れているのではないでしょうか


通信業界の「成長性」はウソなのか?


答えはNOです。つまり、通信業界は今後も高い成長性が見込めるでしょう。
問題提起しておいて、常識そのままの答えでごめんなさい。


ただここで注意しなければならないのは
「業界全体としての成長」≠「通信企業の成長」ということです。

固定通信 ⇒ モバイル通信へのシフト
のように、同じ通信でも、その技術革新によってサービスの在り方は根本的に転換します。
インフラ業界でありながら、俗に言われるような安定性はないのが、この通信業界です。


就活生はこれから「業界」に就職するのでなく、「企業」に就職するわけです。
「業界の成長性」を自らの進路の決定要因にしてしまうのは、非常に危険な考え方だと思います。(脅しているわけじゃありませんよ!)
「通信業界」に興味を持っている方は、市場全体の動向だけでなく、個々のサービス、技術革新の展望、ビジネスモデルなど、ちょっと詳しく見てみるといいかもしれませんね。


キラキラした明るい未来というイメージの付いて回る通信業界ですが、その中には「激しい競争」「収益化の限界」「繰り返される淘汰」のようなカオスな状況があることを意識するといいと思います。未来がある企業、未来を創れる企業を見つけてください








2.「求められるマインド」:通信業界に必要な3つのマインドとは?





では通信業界で求められるマインド(考え方)とはなんでしょうか?
先ほども「業界に勤めるわけじゃない!」なんていってしまったので、答えは見えているかもしれませんが、私の考える正解は「そんなものバラバラ」だということです。ただ、共通して必要だと思うものが3つあります。

一つ目は「変化を許容できること、変化を作り出していけること」
技術革新によって、会社の体制やビジネスモデルに大転換があるのはあたりまえ。さらなる収益化が難しいのもこの業界の特質で、成長を維持するためには「新しい何か」を創りだしていかねばなりません。「変化を許容できる」のは当たり前で、自ら「変化を作るんだ」というマインドを持ち続けることは、どの会社でも求められることなのではないでしょうか。

二つ目は「競争」
業界全体での成長の裏には、業界内での激しい競争があります。企業の合併、買収、淘汰は毎日のように見られます。新しいものを「作りだす」という創造的な面もある一方で、顧客数の飽和にともなう「収益源の奪い合い」があることも考えてみてください。また、新技術の開発や技術革新は、競争と無縁の場所にあるわけではなく、競争原理の中に取り込まれているということも考えなければいけない点だと思います。

三つ目は「スピード」
これは通信業界においては本当に大事なマインドだと思います。スピードが利益に直結するのがこの業界。現状を維持するのが「大きなリスク」になりえます。個人の能力として「スピード感を持って取り組めること」はもちろん必要ですが、企業選びの際にも「スピード」を意識してみてください。

「会社の意思決定の仕組みはどうなっているのか」
もっと踏み込むと
「その意思決定の仕組みからは、スピーディで独創的で勝てる決定が生まれるか」
この視点は、この業界ではとてもとても重要な視点なのではないかと個人的に思っています。


もちろんどの業界、どの会社でもこれら3つのマインドは必要だと思いますが、この業界の方々と触れていると、その傾向が一段と強いのを感じます。そういう考え方にとても共感するところが多かったということも、私自身がこの業界への就職を決めた理由にもなっています。



以上、通信業界を見る「二つの視点」についてご紹介させて頂きました。
自分もただの内定者にすぎませんし、偉そうに語れる立場ではないので、参考程度にお願いします。あくまで「私が」重要だと思った視点です。

もっと詳しく話したい、一緒にお話ししたい、という方がいらっしゃいましたら、数は少ないと思いますが就活cafeに入ることもあると思うので、ぜひ来てみてくださいね。TwitterFacebookで連絡頂ければ、すぐにお返事できます。(出来る範囲で力になれればと思い
ます)


それでは体調にお気をつけて、さらに考えを深めてみてください!


社会学類4年 船山裕貴

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