2012年10月21日日曜日

業界研究第11弾!保険【けい】

業界研究第11弾!保険【けい】

こんにちは。
take@wayの渡邊圭です!


業界研究ブログ第11弾は「保険」です!

まさかの保険です。



大学生はもちろん就活生でさえもなかなか何をやっているのかわからない、実態のつかみにくい業界ではありますが(僕もかなりつかめてません・・・)、今回のブログでちょっとでも皆さんの選択の幅が広がるよう頑張ります!!


保険業界を大きく2つに分け、【生命保険業界】と【損害保険業界】に分けてブログを書いていきたいと思います。


では、スタートです。










【第1部:生命保険】

生命保険って何?という方はあまりいないでしょう。

皆さんや皆さんのご両親が病気で動けなくなった時、又は万一の事があった時、生命保険や疾病保険に加入していれば保険金がおり、皆さんの生活を守ってくれます。
その代わり、毎月の保険料を保険会社に支払います。


いわば、皆さんに「あんしん」を売っているわけです。



では、誰に対して売るか?


1つ目は、皆さんのような個人に販売します。
方法は様々。

・保険代理店(イーアスやQtにも入っている、街の保険屋さんのような所です)
・生保レディー(個人のお宅を訪問し、保険を売る綺麗なお姉さんの事です)
・インターネット

などを通じて皆さんに「あんしん」を届けます。



2つ目は、企業です。
企業にお勤めになられているお父さんやお父さんの御家族に対し、保険を売ります。加えて、企業年金等、企業の経営の根幹にもかかわります。





生命保険って・・・

生命保険とは普段そのありがたみがわかりにくいものです。
なのに一生モノ。
自分とあっていない保険であればもしもの時、本当に困ることになります。
その上、実態がつかみにくく、よくわからない。

だからこそ、「人」が重視される業界であると私は感じました。
生命保険業界は、自分の営業や企画次第で人の一生に関わることになる数少ない業界ではないでしょうか。



生命保険業界の小話

生命保険会社は大きく分けて実は2種類あると聞きました。

1つは伝統的な国内生保=「漢字生保」です。
例えば、日本生命、第一生命、住友生命、明治安田生命など・・・。

これらの会社は昔からの日本の伝統的な販売方法を持っています。

それは・・・「生保レディー」です。
生保レディーとは個人宅に保険を訪問販売する綺麗な保険のお姉さんの事です。
日本ではこの方法で保険加入率を世界のトップレベル(90%超!)まで押し上げました。


一方で新興の外資系やネット系保険は「カタカナ生保」と呼ばれます。
これはアメリカンファミリー生命、AIG生命、ライフネット生命などです。

これらの会社は「生保レディー」を持ちません。
もっぱら保険代理店やインターネットを使って保険を販売します。

なのでコストがあまりかからず、安価な保険を提供できます。
その為、近年業績を大きく伸ばしています。


こういった状況に加え、先ほど述べたように日本の保険市場は飽和状態(保険加入率が高いから)です。

その為、今後は日本生命や第一生命のように日系保険企業でも従来のイメージとは異なり、海外進出を図る企業が出てくるのではないでしょうか。

生命保険業界は、今、大きく動いている業界です。















【第2部:損害保険業界】

損害保険業界って・・・


車に乗っている人ならわかりやすいかもしれませんね。
自動車保険は損保の商品で代表的なものです。

又は海外旅行によく行かれる方もわかりやすいかもしれません。
海外旅行保険ですね。


これらは事故や盗難にあった時に備えてかける保険です。
カーディーラーや保険代理店にいけばおいてあります。



ですが、こういったものだけでなく、実は損害保険は社会に広く浸透しています。


例えば、貴方が「全財産をかけて」工場を新しく建てたいとします。

・・・不安じゃないですか?
もし地震で工場がダメになったらどうします?
もし洪水が起きたら
もし強烈な台風が来たら。

全財産はたいて建てたのであれば、不安で仕方がありません。



そこで損害保険会社があらゆるリスクに備えて保険をかけようとします。
 どのぐらいの確率で洪水が発生するのか。
どうしたらリスクを軽減できるか。
いくらぐらいの保険が妥当か。

そうして貴方の工場に保険をかけます。


するとほら安心。
月々1万円、保険料として保険会社に支払えば工場にもしもの事があっても安心ですよ。


てな具合にあらゆるリスクに対し、損害保険会社は保険を掛けられます。
 最近では人工衛星に対し保険をかける「宇宙保険」なんてのもあるそうです。





3メガ損保時代到来

損害保険業界はこれから3メガ損保時代に入ります。

1.東京海上グループ
2.MS&AD(三井住友・あいおいニッセイ同和)
3.NKSJ(日本興亜・損保ジャパン)

銀行のように各グループの総合力や規模を活かし、世界展開を進めている段階です。

どこもそれぞれ違った項目(店舗数や収益、売上など)で№1を掲げています。



こんな状況だと、どこがどうすごいんじゃ!わからん!ってなるのもよくわかります。

ですが、大事なのは「生」の情報だと思います。

混同しがちで、違いが分かりにくくなっている時代だからこそ、
社員さんの姿や話に注目してください。
各社に同じ質問をぶつけてみてください。
それぞれタイプが異なっていて面白いですよ。

そして、その貴方の目で見た、肌で感じた「違い」を大事にしてください。
損害保険業界において(というよりは金融業界において)は、大切なのは規模や商品の違いではない気がしました。










【最後に】

保険業界含め、金融機関や商社ってメーカーと違って目に見えない商品である分、各社の違いがわかりにくいです。魅力もわかりにくい。

車や家電やチョコレート、ビールは各社の違いって商品に出ててわかりやすいですよね。
でも、「目に見えない商品」を扱う業界や「自分が商品」な業界はわかりにくいです。。。

だからどうするのか。
さっきから言ってますが、


「人」に会って下さい!


一人でも多くの社員をよく観察して下さい。
色んな質問をぶつけてみてください。

本に書いてある情報なんかよりも、はっきりと「肌で」違いを感じ取れるはずです(経験談)。






筑波大学
社会学類4年
都市銀行内定

渡邊圭







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