2011年9月12日月曜日

【インターン体験記】人間学群3年生にインタービューしてみました。

こんにちは!TAKE@WAY代表のテック(石田)です。


もうすぐ新学期が始まりますね♪皆さん、履修登録はお済みですか?
私は1学期、修士論文の履修申請を危うく忘れるところだったので、
今一度TWINSにて見直してみてください(自戒)


さて!今回はインターン体験談をお送り致します。


人間学群3年生の就活生Aさんにご協力いただき、
体験談をインタビューしました。
8月前半から9月1日まで参加していらしたといことで、
非常に新鮮な体験談を伺うことができました!
  1. インターン内容
  2. 心がけていたこと
  3. デキる学生・イマイチな学生がやっていたこと
  4. 学んだこと
  5. メッセージ

の5点をお伝えします。


1.インターン内容


【概要】
BtoB企業のITソリューション提供企業(大規模)にて、8月前半から9/1までの期間で10日間インターン。


【プログラム】
前半5日間は個人課題2題・グループ課題1題に取り組む。
後半5日間は、前半を優秀な成績で通過した方々全員で
共通課題に取り組み、役員にプレゼンする。


【課題概要】
前半個人課題:営業戦略に基づく課題
「アナログテレビを効率的に売るには?」等
グループ課題:インターン先企業の戦略に関わる提案
「グローバル展開に必要な要素は?」等


個人的には「結構濃密なプログラムだな・・・」と感じました。


また、Aさんは「それぞれのコンテンツで社員の方が逐次フィードバックを
して下さったのが、勉強になった」とも。会社説明や、職場見学とは
全く異なり、学ぶ機会が多いインターンだったようですね。




2. 心がけていたこと
このような濃密なプログラムの中で、Aさんが心がけていたことは・・・

  • 字をきれいにすること
  • 議題に対して誰よりも早く意見を言うこと
  • 言葉の定義をきちんとすること

だったそうです。


「字をきれいにする」というのも、Aさんは最初、
書記というグループ内での役割を担おうとしたのだとか。


しかしながら、あまりにも自分の字が汚すぎる(ちょっと見てみたいです・・・)と
気づいてしまったため(!)、方向転換して「議論の切り込み隊長になること」を
意識していたそうです。
「グループでの議論が始まったら、誰よりも早く、”何でもいいから”自分の意見を伝えました」とAさん。
自分の弱み(字が汚い:他人に共有する手段を持っていなかったこと)から
上手に戦略を変更したんだなあと感心致しました。
特に、「何でもいいから」というところ。
「これを言ったら、変に思われるんじゃないか・・・」
「反対意見が多いのではないか・・・」
という不安もあったそうですが、自分に対する素晴らしい挑戦だと感じました。
また、「言葉の定義をきちんとすること」に関しては、
「グループワークをやっていると、皆が皆自分の思い描く単語を使うので、共通の意見を出さなければいけない時苦労しました。なぜなら、例えば同じ『感動を与える』という言葉でも、5W1Hの文脈が異なるからです」
  • いつ
  • 誰が
  • 何処で
  • 何の為に
  • なぜ
  • どの様にして

感動を与えるのか。
「グループワークに慣れてくると、それらの点を事前に定義するようにしました」
とAさん。
チームワークの根本的なこと(チームの認識を揃える)を意識する、
非常にいい心がけだと思います。


例えば、「中央図書館で待ち合わせ」という何気ないことに関しても、
筑波大生であれば、ああ、入口前のホールだな、と暗黙の了解があるかもしれません。


しかしながら、バックグラウンドの異なる人が集まると、待ち合わせるのが
中央図書館のホールなのか、中央図書館の入り口外なのか、
スタバの中なのか、図書館内の受付前なのか・・・様々な可能性があって、
待ち合わせにも一苦労・・・ということがあるかもしれません。


バックグラウンドが異なるのは、ビジネスでも就活でも同じです。
選考グループが全員筑波大生などということはまずありえません。


様々な認識の違いを未然に防ぎ、
建設的な議論への第一歩である言葉の「定義」を大切にしたいですね♪



3.デキる学生・イマイチな学生がやっていたこと

Aさんのお話を伺っている途中で、インターン仲間の話も出てきたので、
ここでAさんがインターン中に目撃した、デキる学生と、イマイチな学生の特徴を
簡単にご紹介します。


・・・ということを申し上げると、「何をもってデキる学生とするか定義しろ」
言われそうなので、ここでは


・Aさんが「コイツ・・・できる!」と思った学生の中で、
・前半のインターンを突破した方々


をデキる学生と呼ぶことにします。イマイチな学生はその反対です・・・。


■デキる学生の特徴


・考えが深い、それを人に伝えるのがうまい
→1時間程度の講義を聞いて、新しい概念をすぐに図に描いて人に説明できる学生
情報の咀嚼能力と、それをわかりやすい形で伝える力・・・デキますね。
会いたいです。見習いたいです。


ちなみに、その講義は営業戦略の基本となる「権力相関図」のことだったそうです。
こちらのサイトが詳しいですね。
【参考】「SystemSales.net -法人営業成功の秘訣-」http://www.system-sales.net/special/corporate-sales/04.html 


■イマイチな学生の特徴


・協調性がない人
→グループの意見を定めるディスカッション中に、自分の意見だけを押し通そうとしていた。
→他人の意見に真摯でない人


「グループのプレゼンテーションの時に、質疑応答があったんです。その際、あからさまにトゲトゲしい応答をしていたグループの方がいました。社員の方も『あれはよくない』と仰っていて、実際にインターン後半で姿を見かけることはありませんでした」とAさん。
一緒に働いていて、気持ちが良くない人は概してイマイチなようです。気をつけたいですね。






4.学んだこと


このようなインターンを通して、Aさんはある壁に当たったそうです。
Aさん「後半の5日間で、企業が保有するサービスの営業戦略を立てるんですが、何をどう考えたらいいのか、全くわからず、『明日来ても意味がないんじゃないか?』と考えたこともありました」


しかし、社員の方のフィードバック「みんな同じような壁に当たっている」「実際の商談でも、失敗したった死にはしない」という言葉から、踏みとどまってやり切れたと仰っておりました。「失敗を恐れず、挑戦する」ことを学びとったとのことです。


また、「自分の考えの浅さ」を学んだ、とAさん。
「個人課題で、A評価の方の解答を見させて貰う機会がありました。こんなにも様々な要素を考えているのか、と自分の至らなさを痛感しました」


仲間や同じ就活生から学ぶことが強烈だったようです。
刺激し合える仲間がいる、という環境も重要ですね。


以上、「挑戦すること」「自分の考えは未熟だということ」を
実体験から学び取ったAさんは、これからにかけて下記を実践したいとリストアップしてくれました。




・思考の整理方法を確立すること
→できるだけ、自分の理解を深めるために、図を多用して考えを整理するようにする


・情報収集
→自分の意見に説得力がある人は、過去に起こったケースを利用していた。
新聞を多読するようにする。


・コミュニケーションの仕方を改善する
→他人の意見に反対するときにも、必ずその意見のメリット・デメリットを並列する。
そうすることで、変にトゲトゲしい意見にならずに済み、説得力も増す。


何か失敗して、そこから学び改善していこうという
Aさんの姿勢が輝いておりました。


就職活動に限らず、挑戦→失敗→改善のサイクルを実践していきたいですね。






5. Aさんからのメッセージ


多くを学び取ってきたAさんも、後悔する点があるそうです。
「最初から最後まで、全力でインターンに取り組んできたかというと、残念ながらそうでもありません。途中何度か力を抜いてしまうときもありました」
そのため、Aさんはメッセージを残してくれました。
「全力で取り組むこと、なぜ今そこに自分がいるのか常に考えて、力を出しきることが重要」


熱いです。節電中の教室よりもはるかに熱いです。


自分にとって、一番成長(至らない所を改善する・長所を伸ばす)できる
機会がどこにあるのか見定めて、ここぞという環境で100%を出し切りたいです。


Aさんのお話から多くを勉強させて頂きました。


非常に有意義なインターンだったようですね。


これからもご活躍を期待しております。
お困りの際には、ぜひTAKE@WAYや就活カフェをご利用下さい。




9月12日(月)から就活カフェが始まり、TAKE@WAY主催の
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石田(テック)

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