2013年3月8日金曜日

志望動機について

こんにちは。TAKE@WAYのみすずです。

そろそろ各会社のES提出の締切が発表され、皆様ESを書いているところではないでしょうか。

今日はみんなを悩ませる志望動機について少し書きたいと思います。


いきなりですが、次の「食品会社に対する志望動機(営業職)」を見て何を思いますか?

貴社の、「より多くの人の人生を豊かにする」という理念に共感したからです。貴社の製品は、世界中に広まっており、多くの人が使っています。私は貴社の製品を通して、栄養だけでなく、「小さな幸せ」を一緒に届け、付加価値をつけることで世界中の多くの人の人生をより豊かなものにしていきたいと考えています。また、営業の仕事は単に一方的に売るだけでなく、相手の立場に立って話を聴くことが最も大切だと考えます。持ち前の傾聴力で多くのお客様のニーズを把握し、対応できるような営業マンになりたいです。




どうですか?


これはいま、私がさらーーーっと書いたものです。
ちなみに私は食品会社を志望していたわけではありません。熱意も何もなく、仏みたいな顔してさらさらと書きあげたものです。

この記事で私が言いたいのは、「誰でも書ける志望動機なんかなんの意味もない」ということです。
一応突っ込みどころを一部記載しておくと、理念に共感したのはなぜか?仕事ってそもそも付加価値をつけることじゃないの?どんな付加価値?相手の立場に立って~と結論付けた理由は?などなど、ありすぎてもはやつっこむのも何から言っていいかわからない状態


ならどうすればいいのか。

自分の体験や考えを加えて書くしかない。

それは過去の経験かもしれないし、将来やりたいことかもしれないし、説明会やOB訪問で感じたことかもしれない。普遍的なこと、だれでも当てはまること、HPやパンフレットの言葉を丸コピなんて書かなくていいです。

そもそも、志望動機にお手本なんてないです。
志望動機は「内定がもらえそうなそれっぽいこと」を書いて正解をもらうための設問ではありません。自分の熱意を伝える設問です。

そう考えると、誰でも書ける志望動機なんて0点当たり前です。


私は、きっかけなんて大したことなくていいと思うのです。

むしろ

①会社や事業に対して自分はどう思うのか(どういうところになぜ興味をもったのか(過去の経験を踏まえて))
②自分にはどういう能力があって何ができるのか、そのためにどういう策(案)を持っているのか、それが会社や社会にとってどう影響を与えるのか

こういうことを会社は聞きたいのだと私は思います。

そんな簡単にいうけどさ~どうやって考えればいいんだよ~という人いますよね?

「会社・業界研究」です。
ええ、前回としっかり繋がっていますよ、これw


会社がいまどういう状態にあって、自分なら何ができるのか―
これって自己分析だけではわからないですよね。


断言します、これらをしっかりと考えるのは簡単じゃないです。1時間2時間でできることではないです。
しかし、これらのことがしっかりと書けていればエントリーシートで落ちましたなんてことほぼありませんし、落ちてもどうせ自分には合わない会社だったのです。



もちろん字数制限という制約条件はありますが、上記のような視点がすっぽりと抜けている志望動機(特に②)が大変見受けられましたので、今回ブログに書きました。


次回は「はたらくということ」について書きたいと思います。



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